ソプラノサックスEastern Music

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Antigua カーブドソプラノサックス アンティグア eldon エルドン

Eastern Music 最高位機種のソプラノです。日本では代理店が無いせいか販売しておらず基本的にはアメリカ展開です。このお品もアメリカからの取り寄せ品です。人づてに購入しました。この型は現在販売されておらず円高前で送料込みで約20万くらいのお値段なので、現在レートに置き換えるとそれよりお値段は上がると思います。完全なストレートネックではなく一体型セミカーブドネックで一般的なテダッチャブルカーブドネックとストレートの中間的な角度で双方の良いとこどりのような感じですが、ストレートのカチッとした感じよりもカーブドの吹奏感が強いです。優しい音が出ます。管体のメカニカル的なクオリティは一体どうなんだろうと思い楽器の調整ついでに著名なベテランリペアマンにきくと、基本的にはヤナギサワをベースにセルマーの作りも入ってるね。この値段帯域でよくここまで作ったもんだ。との事でした。その際ヤマハの楽器製造コストとその販売価格の比率を聞きましたが（その方が元ヤマハの人の為）この楽器は性能を考えると定価が安過ぎる気がします。管体はサテンUL +キーはGL、ボタンは黒蝶貝と非常に美しいです。去年の10月にバランス調整に出してから吹いてませんので整備はバッチリなはずです。テナーをメインに以前はヤマハ475やヤナギwo20を吹いてましたが一般的なソプラノ特有の固い音質がどうしても好きになれず手放し、こちらを手に入れて吹いたらばあまりの吹きやすさに驚きました。　本当に前に持っていたソプラノ達と同じ楽器なのかしら？と思うくらい管体重量がめちゃくちゃ軽く（測ってませんが本当に軽い。）、よく響きコントロールが容易です。ストレスフリーな吹奏感なのでジャズポップスで楽しく吹きたくなる楽器です。気になる点があり、管体重量の軽さと管体の触った質感がなんだか真鍮ではないような気がします。以前吹いていたフォレストーンRXレッドブラスULの感じに管体の質感も音の雰囲気もとても良く似てたので純度は不明ですがブロンズが入ってる気がします。この楽器きっかけにソプラノを吹く決意をし調整までしたのにすぐに縁あってyss62を手に入れ、たった数回吹くのみで調整済みの状態で保管してました。62ともキャラが違うので持っていても楽しいのですが、とても吹く時間が足りず今回売りにだしました。